
焚香静気
香を焚いて雑念をはらい心静かにします。
初識仙姿
茶葉を観賞します。
清明節(4月5日頃)前に摘まれた茶葉は明前茶、穀雨(4月20日頃)前に摘まれた茶葉は雨前茶です。その後摘まれた茶葉は良い龍井茶ではないとされます。
再賞甘霖
水を観賞します。
龍井茶と虎跑泉は西湖の双絶です。虎跑泉から湧き出る水は分子密度が高く、表面張力にとんでいます。杯いっぱいにあふれそうなほど膨らんだ水の上にコインを置いてもコインは水面にとどまり沈みません。
洗滌凡塵
お湯をさして茶杯を洗い同時に温めます。
玉壺太和
沸騰したお湯の温度を冷まします。
(龍井茶は80度くらいが最適な温度であるとされています)
清宮佳人
茶匙を使って茶葉を杯の中に入れます。
潤蓮心
杯の5分の1くらいお湯を注ぎ、茶葉をお湯になじませます。
陸羽は茶を“南方之嘉木”、蘇東坡は“佳人”、黄庭堅は“雲膄”、乾隆帝は“潤蓮心”と称しました。
鳳凰三点頭
低い位置から高い位置へ腕を上下させながら湯を注ぎます。鳳凰が三回頭をふるようなその様子は客人側にとっても優雅な所作にうつるのです。
観音捧玉瓶
両手で茶杯を持って客人の手にとりやすい場所に杯を置きます。
(観音菩薩は白玉の薬瓶を両手で捧げています。薬瓶の中の甘露は消災除病、救苦救難の薬効があるといわれています)
春波展旗槍
熱水の中で浮いたり沈んだりする茶葉の様子を観賞します。
(開いた葉は旗、尖った芽は槍のようです。一芯一葉の茶葉を“旗槍”、一芯二葉を“雀舌”、尖った茶葉を“針”、曲がった茶葉を“眉”と形容します。
辨香識茶韵
春の息吹のような龍井茶の香を聞きます。
淡中品至味
繊細な龍井茶を味わいます。
有縁再聚
謝茶